どもりで悩んでいた私に、
家内が新聞の切り抜きを持ってきてくれました。
(いつも、困ったときに、家内がいいメッセージを持ってきてくれるのです。)
その切抜きには、沖縄で、内観道場を
行っている人が紹介されていました。
早速、電話して、会いにいきました。
そこは、知念半島にあり、とても立派な建物でした。
「どもりで悩んでいます」と、話をすると、
「どもりが治るよ」と言ってくれました。
そのころは、心がすさんでいました。
いま考えるとそう思います。
とにかく、1週間合宿して、
いざ、内観してみると、まったく、
過去のことが思い出せませんでした。
それどころか、指導員の先生に、
「暑い」と文句を言っていました。
まったく、お恥ずかしいです。
4日目くらいから、少しずつ、母親のことが思い出せてきて、
涙が出てきました。
自分は何ひとつ、恩返しをしていない。
どれほど、周りに迷惑をかけてきたか、
母親は、こんな息子でも、かわらず、いつも
心配してくれる。
人は、大きくなるために、人の愛情を
十分受けていることがわかりました。
家内に対しても、態度がよくありませんでした。
自分のわがままばかり通そうとしていました。
内観が終わって、家内が迎えに来てくれました。
そのときに、家内にこれまでのことを謝りました。
それから、次の年には、家内が1週間、
内観をしました。
そのころから、派手な喧嘩はしなくなりました。